HOME *TOPICS

* ワンポイント天文学「食分」と「欠ける面積の割合」

 太陽の欠ける程度は「食分(しょくぶん)」を使って表すことが多いようです。「太陽が(食分)0.5欠ける」と言うと、「面積で50%欠ける」と考えがちですが、実は食分と欠ける面積は少し違ったものです。日食の食分は、次のように定義されています。

食分=(月の視半径+太陽の視半径−月と太陽の中心の角度)/太陽の視直径
  = a / b

食分  ここで、月の視半径は、月の見た目の大きさ(半径)を角度で表したものです。直感的には、「太陽の直径に対して、どのくらい月が食い込んで隠すか」を表すと考えても良いでしょう。
 一方、食い込んで隠す面積は、太陽と月の円が重なっている部分です。
 従って、一般的には上式で表される食分と太陽面積が何%欠けるかは、一致しません。2004年10月14日の日食で、「食分」と「欠ける面積の割合」を比較してみると次のようになります。

食分欠ける
面積
  食分欠ける
面積
  食分欠ける
面積
  食分欠ける
面積
  食分欠ける
面積
0.010.1%  0.114.2%  0.2111.0%  0.3119.4%  0.4129.1%
0.020.3%  0.124.8%  0.2211.8%  0.3220.4%  0.4230.1%
0.030.6%  0.135.4%  0.2312.6%  0.3321.3%  0.4331.1%
0.040.9%  0.146.0%  0.2413.4%  0.3422.2%  0.4432.2%
0.051.3%  0.156.7%  0.2514.2%  0.3523.2%  0.4533.2%
0.061.7%  0.167.4%  0.2615.1%  0.3624.1%  0.4634.3%
0.072.2%  0.178.1%  0.2715.9%  0.3725.1%  0.4735.3%
0.082.6%  0.188.8%  0.2816.8%  0.3826.1%  0.4836.4%
0.093.1%  0.199.5%  0.2917.7%  0.3927.1%  0.4937.5%
0.103.7%  0.2010.3%  0.3018.5%  0.4028.1%  0.5038.6%


 このように食分0.5までは、食分よりも欠ける面積の割合の方が常に小さくなります。

* チャレンジ!〜欠ける部分の面積を求めよう〜

チャレンジ
チャレンジ
チャレンジ

チャレンジ
チャレンジ
チャレンジ

back
Copyright © 2004 Tochigi Science Museum All rights reserved.